【レシピ】コールラビのシンプルスープ。材料も作り方もとてもシンプル。なのに、びっくりするほど優しい旨味に溢れてます。

【レシピ】コールラビのシンプルスープ。材料も作り方もとてもシンプル。なのに、びっくりするほど優しい旨味に溢れてます。

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「コールラビのシンプルスープ」のレシピ

コールラビで作った、とってもシンプルなスープです。

コールラビって何?って方も安心してください。とても乱暴にいうと「キャベツの芯」と同じ。「キャベツの芯」って甘くて旨味がたっぷりですよね。そんなこともあってか、コールラビも「煮込んだら世界一美味しい野菜」と言われることもあるそうです。

今回のレシピは、クローブやキャラウェイシードで軽く風味づけをしていますが、基本的にはニュートラルで「ほっこり」した味わいに仕立てています。なので、和風の献立でも洋風の献立でも、カンタンに合わせられる便利なレシピに仕上がったと思います。

ぜひお試しください!

コールラビのシンプルスープ

シンプル、カンタン。ほっこりする優しいスープです。
Total Time 20 minutes
Course Soup
Cuisine Vegan
Servings 2

Ingredients
  

スープ本体

  • 1 コールラビ 緑でも紫でもOK
  • 1/2 玉ねぎ 中玉
  • 250 cc
  • 微量 1~2振り程度

スパイス(適量、お好みで)

  • 1 クローブ
  • 適量 キャラウェイシード ホール

Instructions
 

1.野菜をカットする

  • コールラビは、皮を剥いて、1cm角程度の「賽の目」切りにする。繊維質になっているところ(茎に近い部分など)は、かなり食味を損なうので取り除くのがポイント
    1 個 コールラビ
  • 玉ねぎも、大きさを合わせ1cm角程度に切っておく
    1/2 個 玉ねぎ

2.材料を炒めて煮る

  • 鍋に玉ねぎを入れ、オリーブオイル(分量外)で炒める
  • 玉ねぎが透き通って甘い香りがしてきたら、コールラビを投入し、炒め合わせる。
  • 軽く油がまわったら、水を入れ、野菜が柔らかくなるまで弱火で10分程度煮る
    250 cc 水

3.味を整える

  • (スパイスを入れる方は)この段階で投入。少し香りがでるように軽く煮る
    1 本 クローブ, 適量 キャラウェイシード
  • 塩を少しだけ入れて味を膨らませる
    微量 塩

4.盛り付ける

  • お好きな器にもって楽しんでください
Keyword 減塩

レシピの補足など

塩:かなり減塩気味。

減塩レシピなので、必要に応じて塩味足してくださいね!

スパイスはお好みです。なくてもOK。

今回は、クローブとキャラウェイシードを使用していますが、もちろん、なくても全く問題ありません。

また、「毎回同じ味はいやだなぁ」という方には、以下のような方法もおすすめです。

  1. スパイスを入れずに「今回のスープ」を作る
  2. 飲む直前に、好きな味をつけて「味変」を楽しむ(スパイスならば、レンジなどで温める際に一緒に入れるといいですね!)

アレンジ(ポタージュ)

今回のスープをブレンダーなどでピュレにして、牛乳や豆乳でポタージュなどに仕立てても美味しいと思います。

疲労や食べ過ぎ・飲み過ぎで胃腸が弱っているときには、ポタージュのほうが消化には良さそうですね。

やっぱり気になる!コールラビって何?

コールラビは、アブラナ科の野菜で、地中海北部が原産地だそう。

キャベツを意味する「コール」とカブを意味する「ラビ」が合わさってできた言葉だそうです。「キャベツ・カブ」って変な名前ですよね。でも、下の写真をみれば、その名前も納得。

皮の色が緑のものと紫のものと2種類ありますが、皮をむいてしまえば、大きな違いはありません。

栄養もキャベツと似ているそうです。なので、各種ビタミン、カリウムがたっぷり。もちろん、ビタミンCもたっぷり(注1)、美肌や身体のサビとりにもGoodですね!

 

注:
1)可食部100gあたり45mg(出所:日本食品標準成分表2020年版(八訂))

「シンプルなスープ」のオススメ・レシピ

シンプルなスープは、カンタンに作れるので、忙しいとき、疲れているときに重宝しますよね。

そこで、「シンプルなスープ」のおすすめレシピをあわせて紹介させていただきます。お試しいただければとても嬉しいです。

 

【レシピ】カツオ出汁かおるゴーヤーチャンプルー

夏といえば、沖縄。沖縄といえば、ゴーヤーちゃんぷるー。

定番のメニューですが、しっかりカツオの出汁と泡盛を効かせて、後を引く味に仕上げました。

おわりに

今回のレシピはいかがだったでしょうか。「つくってみたよ」など感想をいただけると大変嬉しいです。

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【レシピ】減塩、乳製品不使用。素材のうま味を大切にした、プラントベースのカボチャ・ポタージュ

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「かぼちゃのポタージュ」のレシピ

シンプルなかぼちゃのポタージュです。素材の旨味たっぷり、優しい味わいを楽しめます。

作り方は2段階。でも、とっても簡単です。まずはピュレを作って、すぐに食べる分量だけポタージュにする、たったこれだけ。こうすると、常備菜にもしやすいし、都度、濃さや味付けも変えやすいですよ。

塩は極力使わず、乳製品もつかっていませんので、塩分や乳製品を気にされている方におすすめのレシピです。また、プラントベースなので、ヴィーガンやベジタリアンの方でもお楽しみいただけます。

  •  2人分(4~5杯分)
  • 所要時間 20~30分程度

材料

カボチャのピュレ

・かぼちゃ…1/4個
・玉ねぎ…1/2個
・セロリ…10cm程度
・野菜コンソメ(※)…1.5カップ程度

ポタージュ

・豆乳…お好みの濃度で

トッピング用の材料(適量、お好みで)

・Exバージンオリーブオイル

作り方

1.カボチャなどの野菜をカットする

ピュレにするカボチャは、皮を剥いとったうえで、2~3cm程度の角切り。浮き身にするカボチャは、皮はそのままで、1cm程度の角切りに。その他の野菜は、カボチャ(ピュレ用)と合わせた大きさに切ると良いと思います。

2.野菜を炒める

玉ねぎから炒める。若干色づいて甘い香りがしたら、セロリを入れて香りを立てる。香りがたったら、カボチャ(ピュレ用)を入れて油を回す。

3. 野菜を煮る

野菜コンソメを入れて、しばらく煮る。カボチャが柔らかくなるぐらいまで。ちなみに浮き身用のカボチャは煮崩れするので、他の野菜を入れてしばらくしてから入れる。

4.ピュレにする

ブレンダーなどでピュレ状にする。

5.ポタージュにする

ポタージュにする分だけピュレをとり、ミルクパンなどに入れる。豆乳を入れながら、混ぜて温める(冷製も可)。豆乳の量は好みの濃さになるように投入していけば良い。

6.盛り付ける

浮き身を浮かべ、オイルなどを回しかけてサーブする。

レシピの補足など

塩:かなり減塩気味。

減塩メニューです。味を見て足りなければ、お好みで塩追加してください!

野菜コンソメについて。

自分で香味野菜を準備してコンソメを引くととても美味しいです。ですが、手間がかかるし、何より、スープをとった後の「ガラ」の処理が大変。

なので、普段は、市販品のスープのもと(オーサワの野菜ブイヨンなど)を使っています。

留意点は2点です。

1つめは「塩分」。「オーサワの野菜ブイヨン」だと1包(5.0g)あたり2.0gの食塩相当量。パッケージ等に記載されている分量そのままで使うと塩分過多になりますので、指示よりかなり薄めてスープを作っています(今回は指示量の倍量の水分を使用)

2つめは、プラントベースの材料だけでできているか否かを確認すること。動物性のものが入っていても問題ないという方は問題ないのですが、こだわる方は食品表示も見て確認されたほうが良いと思います。 

浮き身があると味わいが変わる。

スープは、見た目だけだと、どの材料をつかったか意外に分からなくなる。だから、使った素材を浮き身に使う。そうすると不思議と素材の味が増す・・・そのようなことをスープ作家の有賀薫さんがどこかに書かれていました。

本当にその通りだと思います。使ったかぼちゃの一部を浮き身にするだけで、不思議と素材の味わいを強く感じられるような気がします。なので、それほど手間ではありませんので、是非お試しください。

 

おわりに

今回のレシピはいかがだったでしょうか。「つくってみたよ」など感想をいただけると大変嬉しいです。

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【レシピ】ポルトガル風。おなかにも優しい、素材をしっかり味わう、タラとジャガイモの旨味たっぷり食べるスープ。

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 「タラとジャガイモの食べるスープ」のレシピ

タラとジャガイモを使ったポルトガル風の食べるスープです。消化に良いものばかりなので、飲みすぎた翌日や病み上がりの時期にもおすすめです。

素材の味を楽しめるように味付けはとてもシンプルに。ハーブと白ワイン(シャルドネ)の香りを効かせて、上品なスープに仕上げました。

甘塩タラで塩味をつけています。なので、塩分が気になる方にもおすすめの減塩メニューです。

材料もお手軽、作り方も簡単なので、ぜひお試しください!

  • 2人分(4~5杯分)
  • 所要時間 30分程度

材料

 

具材

・甘塩タラ… 2切れ
・じゃがいも…小2個
・玉ねぎ…1/4個
・ニンニクの芽.(※)..1~2本
 ※ニンニクでも可

スープのもと

・タイム(ローズマリーも可)… 1~2本
・白ワイン…1カップ
・オリーブオイル…適量
・水…500~700ccぐらい

トッピング用の材料(適量、お好みで)

・ベビーリーフ
・紫キャベツのスプラウト
・セルフィーユ
・粉パプリカ
・Exバージンオリーブオイル

作り方

1.野菜をカットする

じゃがいも、玉ねぎは1cm角の賽の目。ニンニクの芽は2~3cmの長さに。

2.タラの下準備をする

ドリップを拭いておく。臭みが気になるならワイン等で軽く洗う

3.オリーブオイルで野菜を鍋で炒める

玉ねぎは透明感が出て香りがほんのり甘くなるまで炒めたら、じゃがいも、ニンニクの芽をいれて軽く炒めて油を回す。

4.煮込む

3.の鍋に白ワイン、タイム、水、鱈を入れて、素材の味が滲み出たスープを作る。水は浸るぐらいで、様子を見ながら入れる。薄くしすぎないことがポイント。

5.盛り付ける

うつわに盛ってトッピングをお好みで。

盛り付け例

【その1】食べるスープ

スープ少なめ。フムスを敷いたうえで、食べるスープのような感じにしました。

 

【その2】シンプルに。スープとして。

シンプルに盛り付けて、スープ感を出しました。タイムで動きを、粉パプリカで色のアクセントを加えています。 

レシピの補足など

塩:かなり減塩気味。

減塩メニューです。甘塩鱈の塩味だけなので、味を見て足りなければ、お好みで塩追加してください!

味の決め手はワイン。

シンプルな味付けにしているので、ワインの味がかなりダイレクトに効いてきます。

なので、自分が飲んで美味しいと感じる、好みの(安い)ワインがおすすめです。

今回は、シャルドネの白ワインを使いましたが、安くて美味しいフランスのPays d’Oc(ペイドック)のものを選んだので、お財布にも優しい料理になりました。

ニンニクの芽を使うメリットは?

ニンニクよりも刺激が弱いので、あまり刺激がほしくないときには、おすすめです。ただし、食物繊維が豊富なので、お腹の調子がよくないときは、量を減らしたり、茹で時間を長くしたり、工夫をされると良いと思います。

また、淡色野菜のニンニクと違って、ニンニクの芽(ニンニクの茎)は緑黄色野菜。なので、βカロテンなども摂取できて、栄養面でもメリットが。

今回のメニューだと、タラやジャガイモといった白っぽい素材ばかりなので、「彩り」を加えるという意味でも貢献していると思います。

 

おわりに

今回のレシピはいかがだったでしょうか。「つくってみたよ」など感想をいただけると大変嬉しいです。

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