「コールラビのシンプルスープ」のレシピ
コールラビで作った、とってもシンプルなスープです。
コールラビって何?って方も安心してください。とても乱暴にいうと「キャベツの芯」と同じ。「キャベツの芯」って甘くて旨味がたっぷりですよね。そんなこともあってか、コールラビも「煮込んだら世界一美味しい野菜」と言われることもあるそうです。
今回のレシピは、クローブやキャラウェイシードで軽く風味づけをしていますが、基本的にはニュートラルで「ほっこり」した味わいに仕立てています。なので、和風の献立でも洋風の献立でも、カンタンに合わせられる便利なレシピに仕上がったと思います。
ぜひお試しください!
コールラビのシンプルスープ
Ingredients
スープ本体
- 1 個 コールラビ 緑でも紫でもOK
- 1/2 個 玉ねぎ 中玉
- 250 cc 水
- 微量 塩 1~2振り程度
スパイス(適量、お好みで)
- 1 本 クローブ
- 適量 キャラウェイシード ホール
Instructions
1.野菜をカットする
- コールラビは、皮を剥いて、1cm角程度の「賽の目」切りにする。繊維質になっているところ(茎に近い部分など)は、かなり食味を損なうので取り除くのがポイント1 個 コールラビ
- 玉ねぎも、大きさを合わせ1cm角程度に切っておく1/2 個 玉ねぎ
2.材料を炒めて煮る
- 鍋に玉ねぎを入れ、オリーブオイル(分量外)で炒める
- 玉ねぎが透き通って甘い香りがしてきたら、コールラビを投入し、炒め合わせる。
- 軽く油がまわったら、水を入れ、野菜が柔らかくなるまで弱火で10分程度煮る250 cc 水
3.味を整える
- (スパイスを入れる方は)この段階で投入。少し香りがでるように軽く煮る1 本 クローブ, 適量 キャラウェイシード
- 塩を少しだけ入れて味を膨らませる微量 塩
4.盛り付ける
- お好きな器にもって楽しんでください
レシピの補足など
塩:かなり減塩気味。
減塩レシピなので、必要に応じて塩味足してくださいね!
スパイスはお好みです。なくてもOK。
今回は、クローブとキャラウェイシードを使用していますが、もちろん、なくても全く問題ありません。
また、「毎回同じ味はいやだなぁ」という方には、以下のような方法もおすすめです。
- スパイスを入れずに「今回のスープ」を作る
- 飲む直前に、好きな味をつけて「味変」を楽しむ(スパイスならば、レンジなどで温める際に一緒に入れるといいですね!)
アレンジ(ポタージュ)
今回のスープをブレンダーなどでピュレにして、牛乳や豆乳でポタージュなどに仕立てても美味しいと思います。
疲労や食べ過ぎ・飲み過ぎで胃腸が弱っているときには、ポタージュのほうが消化には良さそうですね。
やっぱり気になる!コールラビって何?
コールラビは、アブラナ科の野菜で、地中海北部が原産地だそう。
キャベツを意味する「コール」とカブを意味する「ラビ」が合わさってできた言葉だそうです。「キャベツ・カブ」って変な名前ですよね。でも、下の写真をみれば、その名前も納得。
皮の色が緑のものと紫のものと2種類ありますが、皮をむいてしまえば、大きな違いはありません。
栄養もキャベツと似ているそうです。なので、各種ビタミン、カリウムがたっぷり。もちろん、ビタミンCもたっぷり(注1)、美肌や身体のサビとりにもGoodですね!
注:
1)可食部100gあたり45mg(出所:日本食品標準成分表2020年版(八訂))
「シンプルなスープ」のオススメ・レシピ
シンプルなスープは、カンタンに作れるので、忙しいとき、疲れているときに重宝しますよね。
そこで、「シンプルなスープ」のおすすめレシピをあわせて紹介させていただきます。お試しいただければとても嬉しいです。
【レシピ】カツオ出汁かおるゴーヤーチャンプルー
夏といえば、沖縄。沖縄といえば、ゴーヤーちゃんぷるー。
定番のメニューですが、しっかりカツオの出汁と泡盛を効かせて、後を引く味に仕上げました。
おわりに
今回のレシピはいかがだったでしょうか。「つくってみたよ」など感想をいただけると大変嬉しいです。
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