京風かす汁のレシピ
味噌を使わない、酒かすだけで作った粕汁です。出汁と素材の旨味が溢れて
上品な仕上がりに。塩分が気になる方にもおすすめのメニューです。
石狩鍋を減塩メニューにして、上品にしたいなーというところから思いついたので、本当の京都の粕汁とは違いますが、とても美味しいですよ。
- 2人分(4~5杯分)
- 所要時間 20~30分
材料
具材(魚)
・シャケ… 2切れ
・タラ(甘塩)… 2切れ
具材(野菜)
・大根… 100g
・セロリ… 50g
・にんじん… 100g
・キャベツ… 50g
・白ネギ… 10cmぐらい
主材料
・酒粕… 100g
・出汁… 700cc
盛り付け用の材料
・スプラウト… お好みで
作り方
1.魚の下準備
魚は、ほんの少しだけ塩をする(甘塩たらは不要)。冷蔵庫で10分ほど待ち、出た水分を拭き取る。臭みが気になるようであれば、日本酒で軽く洗う。色素が流れるので皮は剥かずに茹でる。
2.酒粕の下準備
酒粕に酒をちょっとかけて、軽くレンチン。酒粕を柔らかくすることが目的。
ブラッドオレンジは皮や筋を丁寧にとったほうが食感を損ねない。ビーツとオレンジの汁は盛り付けに使うので取っておく。
3.野菜を切る
賽の目切りに。白ネギは粗みじんに。
4.具を出汁で炊く
鍋に出汁、魚、野菜を入れて炊く。煮立ったら中弱火にして、じっくり旨みを出す。
5.火をとめて酒粕を少量ずつ溶かしていく
おたまの上に少量ずつのせて、菜箸でといていくとやりやすい。
6.盛り付ける
うつわに盛ってトッピングをお好みで。
使った素材などについて
出汁
基本的には、お好みのものでいいと思います。
ちなみに、昆布だしを使うと関西風な味付けにしやすいので、利尻昆布からとった昆布だしを多めに使いました(8割ぐらいの分量。残りは出汁パックの鰹出汁)。それほど出汁の色にシビアにならなくてもよいので、真昆布、場合によっては羅臼昆布でも良いかもしれません。
酒粕
酒粕もお好みのものでいいと思います。なんでもいいと思います。
千葉LOVEのわたしは、千葉の銘酒「腰古井」の酒粕を使いました。
味噌
今回のレシピは、減塩メニューにしたかったので、味噌は使っていません。
もし味噌を使うならば、京都の白味噌(石野の白味噌など)が良いと思います。
おわりに
今回のレシピはいかがだったでしょうか。「つくってみたよ」など感想をいただけると大変嬉しいです。
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